2023年度秋部会

日時:2023年12月2日(土)13:15-18:15
方法:オンライン(Zoom)

内容:(全体進行:坂本恒夫事務局長)
13:15-13:30 酒井一博会長 開会挨拶

13:30-14:30 第1報告 司会・紹介:境 睦 氏、坂本恒夫氏(桜美林大学)
報告者:カン リ(KAN YI)氏(桜美林大学)
テーマ:中国の中小企業のダイバーシティ経営における多様な人材のキャリア形成に関する一考察
概要:ダイバーシティ経営は、世界中の組織にとって戦略的な経営課題となっている。人材の多様性がその人材のキャリアの成果と企業の有効性との関係性を明らかにした研究成果もある。本研究は、中国の中小企業においてダイバーシティ経営を進める中で、多様な人材のキャリアがどのように形成されているか、またダイバーシティ経営の効果をもたらすためには多岐にわたるキャリア管理に何が必要かを明らかにする。

14:30-15:30 第2報告 司会・紹介:平澤貞三氏(社会保険労務士法人HRビジネスマネジメント)
報告者:下郷暁子氏(スターガーデン(株)・社会保険労務士事務所Eclat)
テーマ:中小企業における採用・定着・活躍のポイント事例
概要:中小企業の採用・定着・活躍についての課題について、企業側はどんな施策をもってそれらを解決し乗り越えているのか、また、労働者自身がどんなキャリアを望み意思決定しているのか、実際の事例をもとにご紹介致します。

15:30-16:00(30分)休憩

16:00-17:00 第3報告 司会・紹介:榎原 毅氏(産業医科大学)
報告者:江口 尚 氏(産業医科大学)
テーマ:産業保健におけるデジタルメンタルヘルス‐利用実態とステークホルダーニーズ‐
概要:労働者のメンタルヘルス対策として近年、デジタルメンタルヘルスの利活用に注目が集まっている。ヘルスケア用のスマホアプリや各種ウエアラブル型の生体情報センシング技術など、メンタルヘルスの予防に今後応用されていくことが期待されている。一方で、それらデジタルメンタルヘルスに関して、産業保健スタッフ、労働者、企業経営者や製品・サービス開発企業が現在どのように認識をし、実際にどのようなサービスが利用されているのか、またそれらに対する期待・ニーズはどのようなものがあるのか、など、実態は明らかにされていない。日本医療研究開発機構(AMED)の事業として本分野を牽引する江口氏にそれら動向を紹介いただく。

17:00-18:00 第4報告 司会・紹介:余村朋樹氏・石井賢治氏(大原記念労働科学研究所)
報告者:田島敬之氏(東京都立大学)
テーマ:就労者の身体活動・座位行動と健康
概要:近年、先進国では身体不活動(からだを十分に動かしていない状態)や座位行動(座りがちな生活)が蔓延しており、解決すべき公衆衛生課題となっている。これは、勤労者(特にオフィスワーカー)においても、見過ごせない課題である。本発表では、勤労者を主な対象にしつつ、身体活動・座位行動と健康・疾病リスクに関するエビデンスを紹介する。

18:00-18:15 閉会挨拶 酒井一博会長

【申込・参加方法】
会員の皆様へお送りいたしましたメールをご確認ください。

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